2012年07月08日

メルマガ2012.04.12号

サクラサク!春らしい季節になってきました。
新生活もはじまり気持ち新たに頑張っている人も多いと思います。
IKJでも、8日(日)に第4期CLUB発足式が開催され、170名の在塾生と30名のOB・OGが参加してくれました。戻ってきたOB・OGの中には、研修段階から同期のホープとして頑張っているメンバーも多いようで頼もしい限りです。社会で、IKJで学んだことの実証を本当にしていただきたいと思ってます。
5月の新社会人報告会では、更なる手柄話を期待してます!
では今日は、AIJ問題の続編です。
「AIJ問題(後編)」
前回はAIJ問題の概要について話をしてきましたので、今回はこの問題に隠れる本質部分について解説をしていきます。なぜ、このAIJ問題がこんなにも大きな問題になってしまったのか?
それには「天下り」が関係しています。
まず、天下りとは中央省庁を退職した官僚(公務員)が、所管の民間企業や独立行政法人に再就職することです。ですから、優秀な人材である(はずの)官僚が民間企業で今までの経験を生かして働くことではあるので、一概に「天下り=悪」とは言い切れない部分もあります。しかし、実際は役職やポストだけで実質的な仕事をほとんどせず、高給をもらっているのが実態です。
では、なぜそれでも天下りを企業が受け入れるのか?それは、官と民の「癒着」があるからです。官僚の仕事の一つに、新しい制度や法律を作ることがあります。(法律を決めるのは国会議員ですが、その元になる法律を作っているのは、官僚です)。ですから、企業としては、なるべく自らの企業に有利に働くように制度を作ってほしいと考えます。そこで、「癒着」がおきます。つまり、「天下り」を受け入れる負担を負う代わりに、自分達に有利な制度を作ってもらうという密約がされるということです。
今回のIKJの問題では、先日解説した厚生年金基金の管理を社会保険庁の天下り官僚がしていたといわれています。社会保険庁は、年金の管理をしている役所なので、そこで働いていた官僚は、年金のプロでありますが、投資に関しては素人同然です。
ですから、基金の理事になってもどう投資すれば分からない天下り官僚がほとんどだったはずです。その素人同然の天下り官僚を管理する厚生年金基金が狙われました。
AIJに経営に関するアドバイスをしていたコンサルタントがこれもまた、社会保険庁の元職員でした。ですから、多くの厚生年金基金の理事は、天下り官僚で素人同然であることを知っていました。そこで、社会保険庁のOBのネットワークを通じて、厚生年金基金にAIJへの投資を促したわけです。
結果、多くの厚生年金基金の資産がAIJに投資され、今回の問題を拡大しました。
以上のように、ニュースには表と裏の顔があります。しっかり、本質を見極める目を持ちたいものです。
posted by IKJ at 18:36| メルマガバックナンバー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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