2011年11月06日

2011.10.31号

 今日は続編、野田内閣シリーズ第2回です。前回は野田首相の人物像に迫りました。今回は、野田内閣の目指す方向性について解説していこうと思います。

「野田内閣」
野田内閣の目指すところは大きく2つ、@震災からの復旧・復興とA財政健全化です。
@ 震災からの復旧・復興
具体的には第3次補正予算と関連法案の成立です。
補正予算とは、予算成立後に発生した災害などによって当初予算通りの執行が困難になった時に、追加で編成する予算の事です。
つまり今回の第3次補正予算は、2011年度予算成立後に震災が発生し、当初の予算計画では足りない復興復旧するためのお金を補うための予算ということですね。
すでに12兆円を超える規模になることが決まっており、年間の歳出の1割以上のにもなるかなり大型の予算になります。
ここで問題になるのが、財源です。もともと予算にない支出ですから、当然その分のお金は何とかして作り出さねばなりません。
その方法は、歳出削減、税外収入の確保、増税の三択しかありません。
まずは、歳出削減ですが、首相自ら、給与の一部を返納をしたり、公務員の給与引き下げを目指したりしていますが、これには限界があります。
そこで、政府は国の持つ土地や株式の売却を進めることで財源を得ようとしています。これを、税外収入の確保といいます。しかし、日本郵政株など国の持つ株式を売却するためには現行の法律を変える必要があります。
ですから、補正予算を成立するためにも予算案だけ決められればいいというわけではありません。その財源を確保するために変えなくてはならない法案を予算関連法案といいます。この関連法案を成立させることが、補正予算を組む上での第一条件になります。
また、税外収入の確保を含む歳出削減をしても足りない分のお金は、増税に頼らざるを得ません。増税は有権者受けが悪く、支持率低下の要因になりますから、いかに歳出削減と税外収入の確保で補うかというのが、今後の野田政権の課題です。
A 財政の健全化
これについては、バックナンバーで散々紹介してきました(vol.9-11)ので、今回は割愛させていただきます。この財政健全化の一端を担いうると期待されているのが、今盛んに議論されているTPPです。ということで、次回はTPPについて、解説していきます。

posted by IKJ at 17:44| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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