2013年01月12日

維新の会は政党じゃない?

「維新の会は政党じゃない?」
総選挙の足音が迫ってきています。
今回の総選挙の焦点は、何といっても「維新の会」の動きでしょう。橋本現大阪市長率いる維新の会が果たして地域政党の枠組みを超えて、国政に進出してくるのか?国政に進出する場合は、既成政党と連携することはありえるのか?目が離せないところです。
しかし、大阪維新の会は、厳密には「政党」ではないことはご存知でしょうか?
大阪維新の会は、国会に議席を持たない政治団体であり、法的には民主党などのような「(国政)政党」とは別物です。政治団体はマスコミでは通称「地域政党」と呼ばれることから、地域政党=地域にある政党という認識の方が多いとは思いますが、実際の選挙などになると(国政)政党と政治団体の扱いはかなり変わってきます。
例えば、
(1) ポスターやビラの枚数・選挙カーの台数が制限される。
(2) 政見放送に出られない
(3) 比例区に出馬できない
など、政治団体は(国政)政党に較べて圧倒的に不利な条件で選挙をしなくてはなりません。戦後今までずっと自民党や民主党などの大政党が政権を握ってきたため、大政党が自分たちに有利なよう、新しい勢力が入ってきにくいように制度を作ってきた弊害ですね。
特に、維新の会にとっては(3)比例区に出馬できないのは致命的です。一人ひとりの候補者に知名度がなくても、比例区に出れば、「維新の会」は知っているという有権者からの投票が得られる可能性が大いにありますが、政党ではない維新の会は現状ではそれもできないということですね。
そこで、維新の会は(国政)政党になるために奔走しています。政治団体が政党になるには、
(1) 所属する国会議員(衆議院議員又は参議院議員)を5人以上有する
(2) 近い国政選挙で全国を通して2%以上の得票(選挙区・比例代表区いずれか)を得た
のいずれかを満たすことが必要になります。そこで、現在所属する国会議員が一人もいない維新の会は、(1)の条件を満たすべく維新の会に移ってくれる5人以上の国会議員を探しているという状態です。
最近、維新の会がしきりに国会議員にアプローチしているのが、報道されるのは維新の会が、本腰を入れて、国政に進出しようとしているということです。
posted by IKJ at 15:42| メルマガバックナンバー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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